デンマークの殿堂
マヴカプやデンマークの発展に貢献したプレイヤーを表彰、紹介します。

砂蛇 伝説のプレイヤー

圧倒的な強さを誇り、大会でもっとも多く優勝したプレイヤー。
1本先取でも危なげなく優勝していたのだから、いかに抜きん出ていたかが分かるだろう。
そのスタイルはとにかく慎重かつ執拗。
どんなにリードしても決して気を抜かず、どんなに追い詰められても決して諦めない。
技術で勝るプレイヤーはいても、精神面で勝るプレイヤーは
少なくとも日本にはいないと思われる。

晩年は、あまりに強すぎたのが災いして張り合いがなくなったからか、
徐々にマヴカプへの興味が薄れてしまったようだ。
しかしプレイをしなくなった後も、マヴカプのサイトを作り、積極的に後輩の手助けをしている。
液体と並んでもっとも尊敬されているプレイヤーでもあり、
ほとんどのプレイヤーが砂蛇から何かしらの影響を受けていると言っても過言ではない。
自身がプレイをしなくとも、その意思は後輩達に確実に受け継がれている。

また、独特の奇声を発する等の口プレイも有名だ。
ビデオ録画時の解説もユーモアを交えた秀逸なものになっている。


いまや砂蛇から勝利を挙げることはそれほど難しいことではなくなった。
しかし、総合的な面で彼を超えるものが現れることはないだろう。

主な使用チーム
BSC(これで大会を総なめにした)
親子サイク(晩年のメインチーム。ケーブルの連携はまるで隙がなく、
サイクもアシ専レベルではない。紛れもなく最強の親子センチ使い)
マトリックス(ケーブルが通用しない相手にはこれ。ストームも十分うまい)
マグニアイアンルビー(趣味チーム。ルビーの錨を使った連携は圧巻)
ジャガーセンチトロン(遊びチームだが、並みの実力では勝てない)
その他、数多くの凡キャラを使いこなす。
得意キャラ
ケーブル(特にセンチガンマとの連携が上手い)
主な功績
大会での最多勝・最優秀勝率
サイト運営による情報の提供
ナガタの育成
サイト
http://page.freett.com/nikukai21/
(06-12-23)

ホワイト 初代チャンピオン

初期の最強プレイヤー。
EVOの前身であるB5にて5位入賞を果たしたことで知られている。
惜しくもジャスティンには敗れてしまったが、2006年までの6年半に及ぶ歴史の中、
国際大会で結果を残したのは彼一人である。

そのスキルは歴代でもトップクラスで、渡米の際には
難度の高いコンボを連発して全米を震撼させた。
また、しばしばネット上で展開していた理論も印象的だ。
独自の視点からの研究は新鮮で、多くのプレイヤーを唸らせた。

彼の理論やコンボが直接的に受けつがれることはなかったが、
それは誰にもできないことをしていたことの証明でもある。

主な使用チーム
マグニストームセンチ(「最強のディレイドが2回使えるから最強」)
スパイラルセンチコレダー(初期はスパイラル使いとして名を馳せた)
ヒリュウドゥームケーブル(ひりゅう使いとしても一流)
センチアイアンサイク、マグニヒリュウドゥーム(妙なチームを使うことでも知られていた)
他、ほとんど全ての上位キャラを高いレベルで使いこなした上、
ダルシム等凡キャラも使えた。
得意キャラ
上位キャラは総じて上手いが、マグニがメインだと思われる。
主な功績
B5 5位入賞
大会での優勝多数
独自の理論展開
(06-12-28)

御伽 ザ・エンターテイナー

マヴカプチーム、シンタイソクテイの動画制作担当。
シンタイソクテイブランドの動画は非常に凝っていて、
マヴカププレイヤー以外にもファンは多い。

彼の作品は主にユーモア溢れるパロディである。
アニメのオープニングをマヴカプキャラを使って再現したり、
マヴカプのシーンを他ゲーを使って表現したりしている。
ある時はエロゲー風、ある時はロボットアニメ風に展開し、
またある時は、突然スパロボやマリオ、音ゲーが始まったりもする。
意表をついた演出はいつも我々を驚かせ、楽しませてくれる。

その視点は貴重であり、他の誰も彼の代わりを務めることはできないだろう。
いわゆる上級者とは別の役割で、マヴカプ勢に欠かすことのできないプレイヤーである。

よく使われるキャラ
サノス(動画によく登場。やられ役として活躍。アシストがテクニカルに使えるから見栄えもいい。)
動画中に使われた名言
エイパの練習やらせてよ(大会が初出だから恐ろしい)
この勝負は今終わりました(マヴカプではしばしば開始早々そうなる)
時の運も味方している(マヴカプにおいて運は大切で、面白くも深い言葉)
主な功績
シンタイソクテイ動画制作・公開
サイト
http://otg.client.jp/
(07-1-12)

液体金属 センチネルのパイオニア

もっとも有名なプレイヤーの一人。
かつてサイトに掲載していた対戦観や対戦記、理論は大変充実したものであり、
第一線から身を引いた後も多くのプレイヤーに慕われている。
また、当時のトッププレイヤーを集めたチーム投了、chombo friendsを結成し、
ハイレベルな対戦動画を積極的に公開してきた。それらは大変な人気を博しており、
マヴカプ界に与えた影響は計り知れない。

どちらかと言うとネット上での評価のほうが高いが、もちろん対戦も強かった。
特に渡米後には大幅なパワーアップを果たし、歴代のトップに名を連ねた。
そしてアメリカの立ち回りを日本に持ち込んだことこそ、数多くの功績の中でももっとも大きなものであろう。
今や使えて当然とまで言われる最重要キャラ、センチネルを日本で初めて使いこなし、普及させたのだ。
歴史を変えたプレイヤーであると言っても過言ではない。

主な使用チーム
マグニケーブルサイロック(初期の使用チーム)
ドゥームブラハサイク(日米対戦時に使用)
ストームセンチコレダー(最終的なメイン)
他ほとんどの強キャラを使いこなし、特に徹底した作業と、後ろに下がる動きには定評がある。

得意キャラ
センチ(間合いを知り尽くしている)
主な功績
サイト運営による理論展開、動画公開
アメリカスタイルの普及に貢献
大会における優勝多数
サイト
http://liquidmetal.at.webry.info/
(07-1-20)

みつ アイアンマンを知り尽くした男

日本では大人気のキャラ、アイアンマンをもっとも上手く使ったプレイヤー。

アイアンマンの代名詞、エイパの精度が非常に高く、文字通りどこからでもエイパに持っていった。
その後はガード不能をしかけ、3キャラまとめてエイパで殺しきる場面もしばしば見受けられた。
そのどうにもならない一連の流れは投了と名づけられ、現在まで定着している。
時に開幕でいきなり投了し、そのままパーフェクトを取ってしまうこともあった。
一つの大会で2回パーフェクトを取り、優勝者よりも目だったこともあるくらいだ。

また、ケーブルとストームの腕前もかなりのものであった。
どちらも極めて攻撃的な立ち回りで、その攻撃力はエイパを装備したアイアンマンにも引けを取らなかった。
当時逃げのキャラだととられがちだったケーブル、ストームでガン攻めした最初の上級者でもある。
異なるタイプの3キャラ全てが使えたからこそトップに君臨することができたのだ。

エイパ、パーフェクト、ガン攻めを得意とした彼は、
歴代でももっとも華のあるプレイヤーであると言ってもいいだろう。
その戦いぶりは見るものをひきつけ、ライバルの砂蛇と共に伝説的になっている。

主な使用チーム
アイアンストームケーブル(通称ISC)
アイアンストームサイク(ISC以前はこれ)
ガンビサムライジン(弱キャラチーム。あまり知られていないがサムライも全一らしい。)
得意キャラ
アイアン(アイアンマンを知り尽くした男)
主な功績
大会での優勝多数
最多パーフェクト賞
(07-2-1)

ウメダル 関西最強プレイヤー

関西の最強プレイヤー。関東ではほとんどプレイしたことがないが、間違いなく日本最強との呼び声も高い。
いまや上級者の代名詞となったデンマーク連合との対戦でも圧倒的な戦績を誇る。
初戦時の成績はそれぞれ、
対砂蛇・・7:3
対ファントム・・8:2
対ナガタ・・9:1
である。我々に対してここまで、しかも安定して勝てるプレイヤーは誰もいなかった。

大会での実績は少なく、ネットでの露出も少ないが、あまりに強く、そして印象深い立ち回りをする。
例えば、マグニを使っているのに開幕で相手に近づいて先制攻撃をしかけることをしない。
マグニアイアンセンチという一風変わったチームを使っているのも特徴だ。
正攻法を用いずに戦うことが出来るのは、それだけ実力が高いからである。

また、彼の優れたところは何もその強さだけにあるわけではない。
非常に堂々とした、王者にふさわしい風格を備えているからこそ尊敬されている。

彼と対戦することにより、マヴカプ観すら変わるものもいたと言われている。

主な使用チーム
マグニアイアンセンチ(もはやチームウメダルでいい)
マグニストームセンチ(3キャラ全てが最高レベル)
どちらも非常に難しいチームだが、抜群の安定感がある。
得意キャラ
マグニ(日本では群を抜いて最強らしい)
主な功績
東西最強プレイヤーが出揃った07年acho大会優勝
関東>>>>関西の構図を覆した
ナガタとの100本勝負にて90勝10敗
サイト
http://www.geocities.jp/umedhal/
(07-4-22)